コラム
「ウッドデッキって将来的に腐らないの?」って不安な方もいるかもしれません。
まず最初にウッドデッキの素材選びが大事なポイントです。
ウッドデッキにはいろいろな種類の木材が使われますが、耐久性の高い木材を選ぶと腐るリスクもグッと減ります。
例えば、ハードウッドと呼ばれるイペやウリン、セランガンバツなどは、非常に高耐久で虫にも強いものがあります。
もちろん価格も少しお高めですが、長い目で見ればその価値は充分にあります。
次に、定期的なお手入れが不可欠です。
どんなに耐久性の高い木材でも、放置しておくとやっぱり劣化してしまいます。
おすすめは1~2年ごとにオイルステインや防腐剤を塗ること。
これだけで木材の寿命は大幅に延びます。
特に、デッキの表面だけでなく、側面や裏側もしっかり塗布するのがポイントです。
また、ウッドデッキの設置方法も重要。
直接地面に接している部分は特に腐りやすいので、地面から少し離した設計にするのがおすすめです。
通気性が良くなることで、木材が乾燥しやすくなり、腐りにくくなります。
コンクリートブロックを使って、ウッドデッキを少し浮かせるだけで大違いです。
もうひとつ、排水対策も忘れずに。
雨が降った後、水たまりができるとその部分は特に腐りやすくなります。
雨水がスムーズに排水できるように、適度な傾斜をつけたり、排水溝を設けたりすると良いです。